監査役の権限行使

今朝の日経朝刊の記事である。
監査役が、取締役の責任追及の訴えを起こす
事例が増えてきているとのこと。

会社法381条1項 「監査役は、取締役の職務執行を監査する。」

監査役は、まさにお目付け役、監視役なのだが、現実には、そうそう
法律とおりには、いってなかった。そりゃ、同じ会社の顔馴染みを
訴えるなんて、相当な覚悟がいるはずだ。

しょっちゅう、酒を酌み交わしていた中なのに、突然、訴えるなんて、
ちょっと私には、無理かも。

しかしながら、無理だわと躊躇していると、今度は監査役が株主から、
法的責任を追及される羽目になる。いやはや、法律は厳しい。

やはり、取締役、監査役に就任するということは、責任が重いということだ。

話は変わって、
監査役は、取締役や使用人、または子会社の取締役は、使用人を兼ねる
ことができない。(会社法335条2項)

監査する者が、監査される者と同一では、意味がないからである。

我々が、接することに多い非公開会社では、従業員である経理担当の
社長の親族が監査役なんてことがよくある。
しかし、使用人を兼ねてはいけないから、
この選任は間違いだ。商法時代の株式会社では、普通のことだ。
適任者が見つからなければ、監査イコール経理という感じなのか、
こういうことが多い。会社法になってからは、適任者がいないのなら、
監査役を置かないことができるので、こういうことは起こらない。

なにかの機会に、見直しをお奨めする。

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