シンポジウム聴講

昨日土曜日、「足利事件をめぐって」というシンポジウムを聴講
してきました。そうです、無実なのに、17年半刑務所に入れられて
いた、菅家さんの事件です。弁護人の佐藤弁護士、ほか心理学の
先生を交えての、有意義なシンポでした。

やってもいない罪を、やったと自白してしまう・・虚偽の自白。
でも、なんでそんな自白してしまうんだろうと言うのが、
私の疑問でした。平成になってからの事件で、まさか拷問なんて
あるとも思えないし。

でも、心理学の先生のお話を聞くと、なるほどと納得しました。
朝早くから、何度も何度も、同じことを聞かれ、早く楽になりたくて、
やりましたと言ってしまう。
ほんとは、やってないのですから、
罪の意識がない、ですから罰を受けることが想像できないので、
とにかくその場を回避したくなり、ウソでもいいから、やりましたと言う。
私では、うまく表現できてません。

ほんとに罪を犯した人は、罰を受けることが、想像できるので、
それが怖くて、やってないと言うそうです。

テレビ、新聞では知ることのできない、お話もたくさん聞けましたが、
菅家さんは、何度も無罪であると証明する機会がありながら、
結果、不幸にして、こういう結果になってしたったようです。

菅家さんが、取調べのようすなどを語りながら、時おり、
冗談っぽくお話になり、笑顔を見せておられました。
ほんとに、よかったです。でも、ひょっとして、他にも
こんな人がいるのではないかと思うと怖いです。

京都新聞さんの記事ご参照
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009103100158&genre=C4&area=K00