会社の機関設計の簡素化

会社の機関設計の簡素化とは、
つまるところ、大雑把にいえば、
名目上の取締役や監査役を
登記から抹消し、もっともシンプルに
取締役1名、2名の会社にすることをいう。

会社法ができる前は、取締役を最低3名、
監査役を最低1名置く必要があった。
たいてい、中小零細企業では、家族の名前を
連ねてあるだけである。

一方、会社法ができてからは、取締役1名のみで
会社設立ができるので、取締役が3名も
いる会社のほうが珍しいくらいだ。

会社法施行当時は、この機関設計の簡素化と
いうのが、結構流行っていたが、一巡すると
あまりそういう話は聞かなくなった。

先日、以前からご依頼いただいている
クライアントから、簡素化の依頼を頂戴した。
久々なので、より慎重に書類を作成。

株主総会は、先日開かれていたので、その内容に
沿って、書類を準備し、今日の11:30に印鑑を
押していただいた、書類をお預かりした。

12:30に、オンラインで申請を済ませ、
別件の用事があったので、大阪法務局へ
添付書類を持参し、13:30に窓口で、
手渡した。

16:10に登記完了の通知メールが届き、
即、オンラインで、謄本申請。

速達にしたので、まずもって明日の
午前中には、登記が完了した登記簿謄本が
手元に届く。

クライアントは、すぐ近くの会社なので、
即お届けの予定である。
ちょうど、24時間で、業務完了なんて、
以前には、考えられないことだ。

法務局の処理も格段に早くなっている。

しかし、ここでふと考えた。
クライアントは特段急いでおられないし、
あまり早いと、ずいぶん簡単な手続きと
思われないかが、心配になる。さて。