五山送り火

今宵は、行く夏の京都を彩る風物詩「五山送り火」。

夜八時の「大文字」を皮切りに、順次点火されます。

先日も、書きましたが、徐々に、空が高くなり、
秋の気配を感じる、今日この頃ですが、
大文字が終われば、残暑厳しいながらも、
朝夕の風が少しずつ心地よくなり、
秋を感じずにはいられないのが、京都っ子。

大文字山を一年を通じて見ています。
「大」の部分は、この日の直前に草刈がされて、
山の地肌が見え、お昼までも、くっきり「大」の
文字が見えます。(他の山も同様)

先日、ふと気付いたのが、山の樹木が、
ところどころ、紅葉しているように見えます。
紅葉に見える面積は、けっこう目立ちます。

通勤の阪急電車で、梅田に向かって、右側に
座ると、京都と大阪府の境目付近の、
大山崎あたりの、山を車窓から眺めていても、
同じように紅葉状態。

(ちなみに、大山崎のこのあたりを通過すると、
サントリーの「山崎」って書かれた、ウィスキー工場が見えます。
昔は、CMで使われていました。)

この時期に、紅葉でもないでしょうから、
やはり地球温暖化が進み、樹木が枯れているのだろう
と思っていました。

と思っていたら、新聞、テレビで、このことが
ピックアップされていました。

山の樹木の、伐採や手入れが、最近なされて
いないために、害虫が樹木内に異常繁殖して、
水が吸い上げられなくなり、枯れていくそうです。
「ナラ枯れ」と呼ぶようです。

数年前から、このナラ枯れ現象があったそうですが、
このところ、一気に全国的に拡大してきているそうです。

昔は、材木を、燃料に使ったりして、適当な時期に
木を伐採していたため、こういうことには、
ならなかったそうです。
昔の人の、ライフスタイルは、うまく自然と共生していたんですね。

みなさんの街の山も、紅葉もどきになっていませんか。

きょうは、少し早めに帰宅し、大文字の送り火を
拝みながら、ご先祖様の霊をお送りします。合掌

http://www.kyokanko.or.jp/3dai/daimonji.html
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/01.php