定期建物賃貸借

久しぶりに、まともなタイトルを
付けた本日の当ブログ。

建物の賃貸借
貸す人を、大家さん
借りる人を、借家人

日本の法律では、この借家人の
権利がすごく保護されていることは、
どなたでも、ご承知かと思います。

2年間の約束で、家を貸して、2年経ったとします。
大家としては、もう貸す気がない、
借家人は、もっと住んでいたい。
こういう場合、大家さんは、正当な事由がないと、
明け渡してもらうことができません。

ならばということで、誕生したのが、
「定期建物賃貸借」
一般的には、定期借家などと言われています。

定期借家だと、最初に2年間だけ、貸しますと
決めておけば、2年経てば、明け渡してもらえます。
2年間、転勤で、自宅を使わないような人とかが、
自宅を貸す場合、この定期借家だと、
安心して貸すことができます。

この定期借家のついて、
平成24年9月13日に最高裁判所で、
ある判決が下されました。

この判決のポイントは、
定期借家契約の場合は、
通常の契約書とは、別個に、
定期借家であることを説明した書類を
交付しないとダメ、と裁判所が判断した点にあります。
要するに、2種類の書類が必須ということです。

この点、借地借家法38条2項には、定期借家について
説明した書面を、あらかじめ、家を借りようとする人に、
交付しなさい。と書いています。
ここで、別個の書面にしなさいと、
わかりやすく書いておいてくれれば、
このような、裁判にならなかったですが。

今回の、判決のケースは、何が問題だったかというと、
契約書の中に、定期借家であることが、
しっかりと記載されていたのです。
ほな、ええんちゃうん?

別個の書面というところが、ミソなんです。

この判決のリンクを貼ろうと、
最高裁判所のHPにアクセスしたのですが、
まったくつながりません。
???
そうです、何者かに、最高裁判所のHPが
尖閣問題に絡んで、改ざんされてたんです。
しかし、あれは、もう数日前のことだと
思うのですが、いまだにつながらないとは、
どうなってるんでしょうね?