役員の任期10年は、・・・・

きのうの、日曜日は、5年の1回、
受講が義務付けされている、倫理研修でした。
なんせ、5時間の長丁場、くたびれました。
ただ、いまいちど、たいせつな事を
思い出させてくれる研修であることには、
間違いありませんでした。

日々、研鑽

さて、会社法施行により、役員任期を最大の
10年に延長された会社様がたくさんあります。
当時、任期を延長するにあたり、確かに、
2年に一度の、変更手続きがなくなり、
手間や費用が省けますが、いいことばかりでは
ありませんので、そこはよく吟味して
延長されてくださいと、ご説明してきました。

最近、延長されたことの弊害事例に出合いました。

ある会社様は、役所の手続きで、取締役全員の
個人的証明の提出が必要となり、
そこで、数年前に、会社を辞めた社員兼取締役が
いることに、気付かれました。

仮に、Aさんとします。
Aさんを取締役からはずす手続きをして欲しいとの
ご依頼がありましたが、
はずすには、辞任してもらう、あるいは、解任する、
ことになりますとご説明。

従来の2年毎であれば、すでに、退任されていたので、
こういう事態にはならなかったのです。

辞任となると、本人からの、辞任届が必要です。
100%社長が株主なので、辞任届が無理であれば、
解任ということになります。
でも、登記簿に「解任」と載るのがいまひとつ。

100%株主なので、任期を短縮する定款変更も
可能ではあります。
今回の場合は、Aさんと連絡がつき、辞任届を
書いてもらえたので、手続きはそれで終えました。
ただ、辞任日が、実情通りにしてもらったので、
随分過去の日付なので、後日、過料(罰金)が
くるかもしれませんとご説明。

10年にしたことで、任期を完全に忘れていて、
別件のご依頼を受けた時に、任期は、2年前に
満了していますよ、という会社様もありました。

その会社様、10年にしたことで、もう、ずっと
変更手続きは不要だと、いつの時点かで、
思い込んでおられたようでした。

おそらく、今回登記申請したことで、
罰金が科せられると思います。

10年は、長いです。
2年毎の手間は省けましたが、長すぎる
弊害もあるということなので、
よく考量して10年するべきです。

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