遺言執行者の復任権

現行の民法では、遺言執行者は、
原則、自分で執行業務を行う必要があり、
例外で、やむを得ないとき等のみ、
第三者に執行業務を代理させることができる。
そう、規定されていますが、

改正法では、この例外が原則となります。

このほど、10年以上前に、遺言公正証書を
作成されるお手伝いをした方が、亡くなられて
現実に、遺言を執行する場面となりました。
配偶者を遺言執行者として、遺言に書いたのですが、
月日が流れて、配偶者のかたも、高齢となり、
歩行が困難となり、ご自分では、動くのが
大変なので、遺言執行を代理でお願いしたいとの
ご依頼がありました。

そこで、気になったのが、代理を選んでいい、
すなわち復任権のことを遺言に書いたか?
これが書いてないと、代理で業務ができませんが、
ちゃんと書いてありました。
原稿書いたのが、自分なんでほっとしました。

ことしの、7月から施行される改正法では、
復任権があるのが原則なので、
改正後に、遺言作成する場合は、その点に
気配りする必要がありますね。
と、自らに言いきかす~

しかし、遺言書があると、それも公正証書だと、
実にスムースに相続手続きが進みます。
10年以上前に、たしか、司法書士会の紹介で
事務所に相談にこられたんですが、
公正証書の遺言書をお奨めしてよかったです。

配偶者のかたも、元気な、あのときに、
思い切って遺言書を作成してよかったと
言ってくださいました。

転ばぬ先の杖 よく言ったもんです。